洋食器のSohbiネットショップ奮戦記

2008 / 01
07
  
オールドノリタケ
  
Old Noritake

洋食器の創美(Sohbi)の「洋食器」はヨーロッパの工房の洋食器を指しますが、
一般的には洋食をいただくのに使う食器全般のことですね。

今日ご紹介するオールドノリタケはちょっとややこしい?
日本で制作されて初めて海外に輸出された洋食器の里帰り作品です。
元祖和製洋食器とでもいえばいいでしょうか。
日本は欧米からみて磁器に関しては本家でもあるわけですからよけい混乱します。

アンティーク部門として10年くらい前から洋食器の創美でもオールドノリタケを
扱っています。

オールドノリタケ_03  洋食器の創美 オールドノリタケ_01  洋食器の創美 オールドノリタケ_04  洋食器の創美

その多彩なラインアップには驚きを禁じえません。

ニューヨークにNoritakeの母体、森村ブラザースが設立されたのが明治11年(1878年)。
第二次世界大戦勃発までのたった50~60年の間に日本人の感性の豊かさと技術の高さ
が炸裂します。

「ハンドルを付ける技術にもっとも苦労した」というのは有名な話です。
和食器ってハンドルありませんもんね。

「洋食器を作って輸出する」という発想自体がすばらしいではありませんか。
細かい作品紹介や歴史についてはまたいずれご案内いたします。

空襲による工場やデザイン帳などの焼失。出征による職人の離散。
この約半世紀に凝縮された文化的産業は一瞬にして消え去ってしまうわけです。
欧米にも数多くのコレクターがいて文化的価値も見直されています。

日本にも著名な研究者や収集家がいらっしゃって
逆輸入里帰り現象が起こるのも当然です。

オールドノリタケ_05  洋食器の創美 いずれも盛り上げ技法の逸品。
 
 どうです、日本人の感性が生きていますでしょう。
 手作業の極致。
 構図と色合いのバランスにご注目です。
 床の間に・・・。

オールドノリタケ_02  洋食器の創美 エッチングがみごとなティーセット。
 
 (薬品で腐食させるこの技法は現在使われません)
 「金」を渋く表現するためにたいへんな手間をかける
 ところがまたすばらしい。
 太閤さんが喜びそう(笑)。

オークションなどでも見かけるようになりました。
日本製の輸出品ですからバックスタンプの変遷も明確です。
洋食器の創美では「アンティーク展」中心に出品しています。
   
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